アップウェルストラクチャのカスタマイズ | EVE Online

アップウェルストラクチャのカスタマイズ

2023-06-02 - 作者 EVE Online Team

「Viridianにフォーカス」記事シリーズの最新号へようこそ。本シリーズでは、6月リリース予定の拡張コンテンツ「EVE Online: Viridian」の登場する各要素に焦点を当て、新情報を皆様にお届けします。Viridianは、2023年リリース予定のEVE用大型拡張コンテンツ2個のうちの1つ目にあたり、カプセラがコーポレーションの管理や目標設定、アップウェルストラクチャのカスタマイズ、そしてソーシャル要素のあるゲームコンテンツへの参加を行うための新たなツールが登場します。また、新規プレイヤーと既存プレイヤーがコーポレーションの栄光を目指して共に航行し、力を合わせつつ関係を築ける機会も増えることになります!

さらに、間もなく登場する拡張コンテンツ「Viridian」では、EVEの紋章システムのアップデートとして導入される非常にエキサイティングな要素として、プレイヤーコーポレーションが所有するアップウェルストラクチャをカスタマイズし、個人の、あるいは集団としてのアイデンティティをニューエデンにて一層表現できるようになります。本記事と以下の動画、そして6月1日16:00(UTC)にCCP TV上でおこなわれるライブ配信で、この新要素の詳細を確認しましょう。

EVEの紋章で自分を表現しましょう

EVEへの紋章の導入は、2022年の拡張コンテンツ「EVE Online: Uprising」にてカプセラが自身の艦船でコーポレーションやアライアンスのエンブレムを表示できるようになったところからスタートしました。この取り組みは、ひとえにプレイヤーの皆さんとその組織が自らのアイデンティティをこの世界でより表明しやすくすることを目的としていますが、プレイヤーの皆さんとコーポレーションはこれのさらなる充実を待ち望んでいました。コーポレーションはEVE Onlineの社会的構造の中核に位置しており、これはコーポレーションが自分たちの自らの個性を出せるようにしつつ、エバーマークを入手、消費するモチベーションを提供するための第一歩です。

ストラクチャは、EVEの中でプレイヤーコーポレーションが所有できる最も価値のある資産のひとつです。あるストラクチャは人々が本拠地と呼ぶ、リラックスしたり友好を深めたりする場所となり、またあるストラクチャはアクテビティで賑わう大規模な工業的ハブとなり得ます。ストラクチャは紛争宙域の前線に配置される拠点にもなり、凄惨な宇宙戦争の舞台と化すこともしばしばです。ストラクチャがどれだけ存続するか、あるいはどんな用途なのかに関係なく、所有者であるコーポレーションは、ストラクチャに自分たちの個性を反映しつつ、ニューエデンにおいてアイデンティティを確立できるべきです。今回のアップデートにより、宇宙はより個性豊かな場所となり、コーポレーションに所属することの意義が高まるだけでなく、所属するコーポレーションの個性を反映した堂々たるストラクチャを目にしたプレイヤーがプライドを感じられるようになり、さらに、戦場における敵のそれを破壊したくなる意欲が湧きあがることでしょう!

SKINRの仕組み – 新たな役職と新たなツール

上記のように、拡張コンテンツ「Viridian」ではプレイヤーコーポレーションが紋章を使用できるようになりますが、それに合わせ、新たなゲーム内ツールとして超カー誘導ナノコーティング再シーケンサー(Super-Kerr Induced Nanocoating Resequencer=SKINR)が登場します。このツールにより、コーポレーションはアップウェルストラクチャのビジュアルをカスタマイズできるようになります。

SKINRを使うにあたり、各コーポレーションは新たにブランドマネージャーという役職を割り当て、コーポレーションのビジュアルイメージを管理する人物を用意する必要があります。クライアント上ではCEO、ディレクターのほか、ブランドマネージャーの役職を持つ全てのコーポレーションメンバーがNeoComからSKINRにアクセス可能で、これらの役職はSKINRにアクセスし、コーポレーションのエバーマークを使うことができます。

SKINRメニューでカスタマイズを行う際、ブランドマネージャーはまず11種類の標準的なアップウェルストラクチャの中からベースとするデザインを選び、次にエバーマークと引き換えに、ナノコーティングのカスタムデザインを作成、適用することになります。エバーマークは昨年のUprisingのリリース以来、プレイヤーの貢献を通じて各コーポレーションが獲得してきたものが使用可能です。

ナノコーティングのデザインは、ストラクチャの様々な部位に適用するナノコーティングの組み合わせを選ぶことで作成できます。リリース時点で90+個のナノコーティングを選択可能なので、コーポレーションは自分たちのブランドイメージにぴったりな組み合わせを見つけられるでしょう。ナノコーティングのデザインは特定のアップウェルストラクチャ専用のものではなく、どのストラクチャにも適用できるため、デザインの作成中は、いつでもその他の種類のアップウェルストラクチャのデザインをプレビューできます。

デザインに満足したら、ブランドマネージャーは適用プロセスに進むことができます。適用は、どのコーポレーション所有のストラクチャに、どれほどの期間(30、90、180日から選択可能)のナノコーティング誘導ライセンスを購入するかを選び、コーポレーションのエバーマークを支払うだけで行えます。購入が完了すると、ナノコーティングは自動的に選択したストラクチャに適用され、全てのコーポレーションメンバーの目を楽しませてくれます!

一度ストラクチャにデザインを適用すると、現時点ではすぐに編集したり削除したりすることができません。ナノコーティングは、ブランドマネージャーとそのコーポレーションが心血を注ぐコーポレーションのブランドを体現するものなので、この点には注意が必要ですが、ナノコーティングは購入から30日、90日、あるいは180日後に変更できるほか、希望する場合は新たなライセンスを使い、新デザインで旧デザインを上書き可能です。

EVE Onlineでは、ほとんどあらゆるものがプレイヤーの手に委ねられています。宇宙の大部分を切り開き、形作っているのはプレイヤーですが、艦船とストラクチャの見た目はその例外となっていました。Viridianでは、コーポレーションに紋章システムを導入し、所有ストラクチャの見た目を決められるようにする取り組みの最初のステップが導入されます。これによりコーポレーションはどの場所にどの色を使い、どう組み合わせるかを選び、ニューエデンにおける自分たちのビジュアルイメージを一層豊かに表現できるようになります。

「EVE Online: Viridian」のリリースはもう間もなくです。アップウェル・ストラクチャのカスタマイズについて取り上げる、間もなく配信されるCCP TVの視聴や、EVE Online公式Discordでのディスカッションへの参加、それから来週公開される次の「Viridianにフォーカス」の記事のチェックをお忘れなく!