艦船を操縦する | EVE Academy | EVE Online

戦闘の仕組み

艦船と直に接続されているカプセラは、戦闘に関する部分を含め、艦船の全てを直接コントロールしています。そのため、多くの兵器、戦術、そして自身が実行可能な対抗措置の指針となる原理を理解しておくことが重要です。

タレットの射程

最適射程距離 は、ターゲットとの距離が命中率に影響しない距離です。ただしこの距離に収まっていても、ターゲットが移動中の場合はトラッキング速度の影響を受ける点は変わりません。最適射程距離外に出ると、精度低下範囲 に入ります。ターゲットとの距離が離れていくと、命中率は徐々に低下します。最適射程距離と精度低下範囲を合計した距離になると、タレットの命中率は基本値のわずか50%になります。そして制度低下範囲の倍の距離ともなると6.25%に低下し、以降も減少し続けます。

タレットのトラッキング

トラッキング 性能により、タレットが移動中のターゲットにどれだけ上手く追随できるかが決まります。小型のタレットは大型兵器よりも優れたトラッキング能力を持っています。つまり、ターゲットにされている側が十分に小さく移動速度が速い場合、距離を詰めてオービットしていれば、自身より著しくサイズが大きな艦船の兵器を回避できる可能性があります。発射しているものの種類に関わらず、ターゲットの角速度(オーバービュー画面で列表示可能)が大きければ大きいほど、ターゲットに命中する確率は小さくなります。

スパイラルタックル

ターゲットと交戦する際、被ダメージをなるべく最小化することは重要です。直線的に接近した場合、角速度はゼロに近づき、敵タレットの攻撃は容易にこちらに命中してしまいます。一方、らせんを描くように接近した場合、角速度を最大にし、敵にとって攻撃を当てにくい状況を作ることができます。この機動は、接近してオービットを一度だけ押す前に、接近しつつ、宇宙空間を繰り返しダブルクリックして進路を調整することで実行できます。

ミサイルの射程

ミサイルランチャーはタレットと全く異なり、燃料を積み、ターゲットに向かって飛んでいく飛翔体を発射する機能を持っています。各ミサイルには最大航行時間速度が存在し、発射時に、この2点によって予想到達距離が決まります。

ミサイルの到達距離は厳密に発射地点を起点として決まるため、追跡中の艦船から離れるようにターゲットが移動している場合、ターゲットがミサイルを振り切ってしまう可能性がある点には注意が必要です。裏を返せば、立場が逆になり、ミサイルタイプの兵器を使っている敵から逃げようとしている場合、この仕組みはとても役に立つかもしれません。

ミサイルの動作

ミサイルは到達さえできれば必ずターゲットに命中します。つまりミサイルには命中率が存在しませんが、代わりに爆発半径爆発速度によって与ダメージ量が決まります。

爆発半径は、ミサイルがターゲットに当たった場所で発生する爆発のサイズを示しています。ターゲットのシグネチャがミサイルの爆発半径よりも小さい場合、広がっていく爆発の一部のみを受けるので、ダメージも限定的になります。

爆発は起爆後に最大サイズまで膨らんでいきますが、爆発速度 はその速さを示しています。ターゲットの速度によって、ターゲットが爆発の一部、あるいは全てを振り切り、結果としてダメージを一部、あるいは全て回避することができるかどうかが決まります。

タレットとランチャーのアップグレード

タレットとミサイルランチャーのダメージや動作は、艦船に適切なモジュールやリグを装備することで改善できます。レーザーなら放熱機、ハイブリッドタレットなら磁場制御機、プロジェクタイルタレットなら回転制御機、ミサイルランチャーなら弾道制御装置といった具合に、兵器毎に固有のロースロット用ダメージモジュールが存在しています。 トラッキングコンピュータと誘導コンピュータ はそれぞれ、タレットのトラッキングと射程、そしてミサイルの爆発半径と爆発速度に影響を及ぼすミディアムスロット用モジュールです。これらのモジュールはスクリプトを組み込み、いずれかの属性に特化させることができます。またスクリプトを組み込むことができないロースロット版モジュールのとして、トラッキングエンハンサーと誘導エンハンサ ーというモジュールも存在しています。ダメージと動作に影響を及ぼすリグも艦船に装備可能で、特定の目的に合わせた艦船を作り上げる際に選択肢を増やすことができます。

ターゲットペインター

センサーダンプナーと兵器妨害器が2つの狙った属性に影響を及ぼす一方、ターゲットペインター モジュールはターゲットのシグネチャ半径のみを大幅に増加させます。これによりターゲットに対するあらゆるタレットの命中率、ミサイルのダメージ、ロック速度、戦闘スキャナープローブによるスキャンの容易さなどが大幅に向上します。特定のミンマター艦なら、このタイプのモジュールに大幅なボーナスを得ることができます。

対電子攻撃機器(ECM)

ECM モジュールは、確率に基づいて敵のターゲットロックを妨害することができます。敵に対するジャミングの成功確率は、ジャミング強度と敵船のセンサー強度によって決まります。ジャミングを受けたターゲットはその時点で成立していた全てのターゲットへのロックを失い、さらに追加のロックを行えなくなります。ただし、ジャミングを仕掛けている艦船に対してはロック可能です。

アマーは電波、カルダリは重力、ガレンテは磁力、ミンマターは光学と、センサーには主要大国毎に4種類存在します。これはECMも同様で、それぞれが個々のセンサータイプへのジャミングに特化しています。マルチスペクトルECM は全体的にジャミング成功率が低めですが、あらゆるタイプのセンサーをジャミングできる可能性があります。特定のカルダリ艦なら、ECMモジュールに強力なボーナスを得ることができます。

詳細はこちら。(英語のみ)

ワープ妨害

敵船のワープコアの機能を妨害すれば、逃げられるのを防ぐことができます。ワープ妨害器 モジュールは射程が長い一方、ワープスクランブラー は射程が短いものの、敵のマイクロワープドライブとマイクロジャンプドライブの起動も阻止することができます。

ベンチャーなど一部の艦船は船自体にワープコア強度へのボーナスが存在しているほか、コア強度を高めるワープコア制御装置については艦船を問わず装備可能です。ワープコア強度が1増加する毎に、その艦船のワープコア強度を0以下にしてワープを阻止するために必要な妨害強度が増加します。標準的なワープ妨害器とワープスクランブラーは、それぞれターゲットのコア強度を-1/-2減少させます。

兵器妨害

特化型の兵器妨害モジュールは、敵の攻撃モジュールの有効性を著しく下げることができます。トラッキング妨害機は全種類のタレットのトラッキング速度と射程を下げることができます。またガイダンス妨害器は、ミサイルの爆発速度と爆発半径に影響を与えます。どちらもスクリプトを組み込むことで、ターゲット属性を1つに絞り込む代わりに効果が大幅に増加します。またこちらも同じく、特定のアマー艦ならボーナスを得ることができます。

エネルギーニュートラライザー

艦船が使用するほとんど全てのアクティブモジュールは、起動と起動状態を維持するためにキャパシタを必要とします。エネルギーニュートラライザーモジュールは、敵のキャパシタを直接攻撃して重要なエネルギー供給装置を急速に枯渇させます。電源を喪失させることで、敵の兵器や防衛用装備など多くの装置を無力化できる可能性があります。このタイプのモジュールは多くのPvP用装備で有効ですが、特定のアマー艦なら強力なボーナスを得ることができます。

センサー鈍化

ECMが確率に基づいてターゲットのロックを解除、妨害できる一方、センサーダンプナー は敵艦のスキャン分解能とターゲット範囲を大幅に減少/縮小することができます。これにより敵は縮小した射程外にいる自船を含めたその他のターゲットをロックできなくなり、射程内のターゲットについても、ロックするのにかかる時間が大幅に増加します。このタイプのモジュールはスクリプトを組み込み、ターゲットをスキャン分解能かターゲット範囲のどちらかに絞り込む代わりに効果を向上させることができます。特定のガレンテ艦なら、このタイプの電子戦能力に大幅なボーナスを得ることができます。